標準貫入試験

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標準貫入試験とは地盤の硬さや土質を調査するための試験方法で、ボーリングによって採取した試験体に鋼鉄製のパイプを挿入してからハンマー(注1)を一定の高さ(注2)から落下させ、30cmまで打ち込めるまでに要した打撃回数(N値)を求める。

<参考>
注1:質量 63.5kg±0.5kg(140ポンド)
注2:高さ 76cm±1cm(30インチ)

このN値より地盤の質や状況を知ることができ、重量のある建築物を建てる場合には、必ず行なわなければならないが、戸建住宅の場合には簡易的な試験が用いられることが多い。

ちなみにJIS A 1219 では最大打撃回数を50回としているが、道路基礎工等ではN値=50前後が必要になるため、最大打撃回数を60回とする場合もある。

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